「いい予感」がする場所に行こう

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なにかを始めようと思っても、なにをしていいかわからないという人や、もやもやしている人は、まず直感にしたがって、「いい予感」がする現場に行くべきだと思う。すべては、そこから始まる。

私の場合、それは高校卒業後の一浪の冬、阪神淡路大震災だった。

忘れもしない1月17日、「関西でなにかあったみたいよ」と母が言うので、なにげなくテレビをつけた。神戸が火の海になってるじゃないか。大学入試試験は1月25日。こんなことになっているのに、これから受験かよ!!

1月の終わりごろ大学から合格発表が届いてほどなく、マンションの2軒となりに住む幼なじみの昌史から電話が来た。

「元気? なにやってんの? ファミコン? なにやってんだよ。すごいことになってるぞ!すぐに来いよ」。 すぐに、神戸にいくことにした。バックパックに、食料、水、寝袋、衣類一式を詰めて。お金は、母親に借りた。

京都を過ぎたあたりから、車窓の景色は、ブルーシートが増えて行く。つぶれた家も増えていく。あまりにも現実感がない風景。ついに大阪と神戸の間くらいにあるJR住吉駅で電車が止まり、そこからバスで神戸市内に向かった。大通りに横倒しになったビル、ここが商店街だったのかどうか、わからないほどの瓦礫。JR三宮駅から10分ほど歩いて、友人が待つ、三宮小学校に到着した。案内されたのは、理科室だった。

理科の実験をする机と机の間にダンボールを敷き、寝袋に収まった。窓から見える夜の神戸は、崩れた建物からであろう粉塵がもうもうと舞い、一晩中救急車や消防車のサイレンが鳴りっぱなし。これから、どうなっちゃうんだろう…?

その晩から、オレの人生は一変した。もし神戸に行かなかったら、どうなっていたか想像もできないくらい、大きな経験だった。

いい予感がするなら、すぐに行動しよう。逃したら、だめだよ。

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