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星空と地震と津波

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Some Right Reserved. photo by Irargerich

子どもたちを連れて、妻の故郷、釜石に来ている。

義母たちは家をすべて流され、山の上の一軒家に身を寄せて暮らしている。

そこに泊まらせてもらっているのだが、夜、何気なく外に出てみたら、星空が本当にきれいだった。電気は最近復旧したそうだが、家々は流され、集落は本当に暗い。(上の写真は釜石の星空じゃないです)

しばらく星空を眺めていて、地球も宇宙空間に浮かぶ星で、その上に今いるんだなあと実感した。
冷え切った冷たい宇宙の中で、星々は燃え、引かれ合い、地球は太陽の周りを周り、地球の中心を回っている。そんな地球では、海も星々の影響を受け、満ち引きする。中心はいまだ煮えたぎる地球は、地表が冷えていることで、はじめていのちをはぐくむことができる。45億年の歴史の中で、人類の歴史はたったの20万年。そういう地球に私たちは生きている。

地震は生きている地球の営みであるし、津波も同様だ。こういうことが最近何億年かだけでも、何千回も起きているんだろう。そういうスケールで考えると、地球と宇宙の驚異的なちからに、人間の考えることなんて完全に超えた、大きななにかを感じる。

陳腐な表現だけど、人間なんて、本当にちっぽけな存在。

今回、なすすべもなかったスーパー堤防も、「絶対に安全」と言っていた原発事故も、自然に対する敬意がなかった、ということなんだなあ、と思う。

自然に勝というとする限り、勝つことは永遠にできない。けど、共存はさせてもらえる。人間がどう生きるべきか。どういう社会をつくるか、本当に考え直さなきゃ行けない。